炭の魔法

時計のない時間、心躍るおいしさ、自然の癒しをまねく炭。

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タケノコの素顔:まるごと炭火焼き

春の味覚、タケノコ。 炭火焼きというと、鰻の蒲焼、焼鳥。サザエや伊勢エビの海賊焼き。野菜の炭火焼きはあまり耳にしませんが、実は野菜こそ炭火焼きで食べると美味しい。 瞬く間に生長するタケノコ。旬を逃さず炭火焼にすると、新しいタケノコの魅力に出…

磨けばひかる!森の宝石:白炭

お部屋に置いておくだけで、さまざまな効果を発揮してくれる炭。 調湿や消臭の効果は良く知られていますが、炭は、私たちが意識的に捉えられない微量物質も調整して環境を快適に整えてくれます。お部屋に置いておきたいアイテム。高い機能性を誇る炭ですが、…

春に最適!スーパーフードのシリアルバー

エナジーバー、プロテインバー、ビューティバー。 手軽に食べれる栄養バー。時間がないときの栄養補給や、ハイキングなどの行動食にもぴったり。目的に合わせて、種類もどんどん増えています。 チョコレートバーが進化した栄養バーは外国生まれ。手作りのレ…

自然の香りのいやし:ナチュラルインセンス

知り合いにもらったアカマツの木片。 松やにがたまっている、ひときわ香りのよい箇所だと聞きました。 そのままよりも火をつけた方が香りが立つ。木片に火をつけると、火がともっていましたが直に消えてしまいました。こういうときは、炭の出番。 ネイティブ…

昆虫食ならぬ昆虫薬:現代医学の盲点をうめる黒焼!?

現代の炭のお薬といえば活性炭。 活性炭の強い吸着性を活かして、解毒や整腸に使われています。 けれど、東洋では、炭化した植物や動物を「黒焼薬」として様々な薬に用いてきました。環境負荷が少ない食べもの昆虫食が話題ですが、黒焼薬には昆虫の黒焼も。 …

忘れがたい炭の元祖:消炭

お店で見かけることもなければ、名前を耳にすることもない炭、消炭。 鰻や焼鳥の備長炭、様々な形で使われている活性炭と違って、私たちの生活からもっとも遠いところにいる炭かもしれません。 しかし、消炭はあらゆる炭の原形。そして、炭の字が唯一使われ…

桜とあんと炭と

桜の季節です。 桜というと、満開の桜で始まる映画「あん」を思い出します。 樹木希林さん演じる徳江さんは、あん作りの名人。 それほど繁盛していないどら焼き屋さんに、働きたいとやってきます。 どら春の店長の永瀬正敏さん、最初は渋っていました。それ…

進化し続ける炭:活性炭

コンビニやスーパーに必ずある炭といえば、活性炭。 脱臭剤、除湿剤として棚に並び、使い捨てカイロにも身を潜めています。 活性炭は、21世紀前半の私たちの暮らしのなかで一番身近な「炭」です。あらためて、活性炭ってどんな炭?新たな分野にも活躍の場を…

気候変動対策の秘策!バイオ炭

国立環境研究所によると、2019年度の日本の温室効果ガス総排出量は二酸化炭素換算で12億1,200万t。一方の吸収量は4,590万tと、排出量の4%に過ぎません。 2050年のカーボンニュートラル達成は遠い道のりのよう。。。 排出量削減の方法は、エネルギー関連を中…

【七輪グルメ】江戸の食通が絶賛!さつまいもの塩がま蒸

2月は、さつまいもが美味しい季節。 貯蔵中に糖が増えるさつまいもは、秋に収穫されてから時間のたった今が食べごろ。 さつまいもの糖度は収穫されてからゆるいカーブを描いてあがり、2月下旬にピークに達する品種が多いです。 美味しくなったさつまいも、ど…

竹と竹炭:美しさと素材力

竹あかり。とても幻想的で、引き込まれる美しさがあります。 竹ならではの輝きで、みている人たちをやさしい笑顔にしてしまいます。ほかの素材だったら、灯りもまったく違ったものになるでしょう。 竹あかりが教えてくれた、竹の美しさ。なじみの深い竹です…

自分にご褒美!お家フットスパで温かくリラックス

寒い日が続きます。冷たい空気に、どうしても身体がこわばってしまいます。 今週のお題「自分に贈りたいもの」。 温泉にでも行きたいけれど、なかなか行けない。 そんなときは、お家で簡単にできるフットスパを自分にプレゼント。

本当だった!炭のリラックス効果

木や花をみると心が落ち着きます。 炭のリラックス効果についても、耳にしたことはありました。けれど、見た目は黒いだけの炭。木や花から受ける生命力も感じません。炭のリラックス効果は、私のような炭好きさんの気のせいかも。。。 ところが、思わぬ形で…

炭火のリスクマネジメント:炭の上手な消し方

おしまいにしたいけれど、火がついた炭がまだ残っている。 ガスコンロと違って、ボタン一つでは火が消せないBBQグリルや七輪。BBQの炭の残りが山火事につながり、捨てた本人が逮捕される事件もありました。 安全にしっかりと炭火を消す方法とは?

黒炭:木材資源でエネルギーの未来を担う!

古くから、日本のエネルギー供給を支えてきた木材資源。 木造りの家屋では、炎が上がる薪だと火事のリスクが高く、木材を炭化して利用する技術が発達しました。高い製炭技術をほこる、日本の黒炭の特徴とは何でしょう? ガスや石油が中心となって、影をひそ…

炭に火がつく喜び!簡単で確実な炭の着火方法

薪や炭の自然の火が人気です。 炭は薪ほど場所を選ばないので、身近に自然の火が楽しめます。着火が多変なイメージのある炭ですが、実はそうでもありません。特に黒炭は、確実な方法でポイントをおさえれば、すんなりと火がつきます。簡単で、失敗知らずの黒…

実は短い美味しい期間:気になるお米のにおいに炭炊飯!

ふたを開けたときに立ちのぼる、ご飯の香り。 精米したてのご飯の香りは最高のごちそうです。 穀物のお米、籾のままであれば長期保存が可能ですが、白米は野菜などと同じ生鮮食品。精米したお米が美味しい期間はどのぐらい?そして、旬を逃したお米の気にな…

炭炊飯の方法

炭炊飯については、こちらをどうぞ(実は短い美味しい期間:気になるお米のにおいに炭炊飯!)。炭のお手入れは、本格派が好むという珈琲の抽出法、ネルドリップのネルのお手入れに似ています。少々手間ですが、使っていると愛着がわきます。

【七輪グルメ】深紅の魅力! 手づくり調味料 ワインソルト

赤ワインが少しだけ余ってしまった。 そんなワインを美味しく活かせるのがワインソルト。大さじ3杯のワインで作れます。 作っておくと、ちょっとしたときにアクセントとして使えて便利。

ヒトだけではなかった!野生の健康に炭

炭を薬としているのは、現生人類だけではありませんでした。 旧人類のネアンデルタール人。石器技術、焚き火の調理、薬草の利用など洗練された文化で知られていますが、糞の化石から炭を食べていたことが明らかに。 動物たちも炭を利用、生存戦略に炭を取り…

お腹のなかでも力を発揮!炭の薬

真っ黒なパンにお蕎麦。炭の粉を練り込んだ食品をときどき見かけます。ハロウィーンのお菓子作りにも、天然の着色剤として人気の炭の粉。食用炭はよく知られていますが、炭は薬にもなります。炭にはどのような効き目があるのでしょうか。

庭グルメ・野外グルメには七輪!使いやすさがうれしい炭火ギア

外で食べると、ご飯がおいしい。庭グルメ、野外グルメが人気です。 アウトドアショップに行くと、たくさんの炭火・薪火のコンロやグリルが並べてあって目移りします。ステンレス製は、軽くて使い勝手もよさそう。小型の商品も多くて魅力的です。 それに比べ…

初日の出 太陽のエネルギー

毎日見ているお日さまですが、元旦は特別。 太陽のひかりをとてもありがたく感じます。 太陽のエネルギーが、私たちのいのちを支えてくれている。 その仕組みを、まばゆい金色の光で描いた絵本「いきているひかり」(モリー・バング、ペニー・チザム)。2012…

里山林の再生:カギは国産の炭!

日本は森の国。国土の67%が森林です。 OECD加盟国のなかでは、フィンランド、スウェーデンに次ぐ森林率の高さです(FAO, 2020)。けれど、木々におおわれた日本の山の元気がない。スギやヒノキを植えた人工林が、利用されずに荒れている話しはよく聞きます…

珈琲の時間、炭の時間

「焙煎の後の部屋って、たまらなく良い香り!」 珈琲の自家焙煎にこっている友だちの話を聞いて、やってみたくなりました。指南書をと思い探すと、珈琲に関する本はたくさん出版されているのに驚きました。焙煎についてもプロ向けのものから、家庭で楽しむも…

世界で注目の白炭、その特徴とは?

黒炭と違ってあまり聞きなれない炭、白炭。世界で焼かれている炭の大半は黒炭です。製炭に高度な技術を必要とする白炭は、とてもユニークな存在。白炭とは、どのような炭でしょう?

日本独自のアート 炭美の鑑賞

世界中で燃料として使われている木炭。 しかし、その木炭に風情を感じ、芸術品にまで高めたのは日本だけのようです。その中心的な役割を果たしたのが茶聖、千利休です。茶室に自然の風景やうつろいを表すための花をいけることは良く知られています。花と同じ…

プチDIYでちょっといいこと:耐火パテ

最近あったちょっといいこと。小さな不幸を修復してくれる心強いアイテムとの出会いが運んでくれました。 「ガチャッ」えっ、もう割れた。

炭火のリスクマネジメント:一酸化炭素中毒

毎年冬になるとニュースになる一酸化炭素中毒の事故。 炭火を扱うときに、火事や火傷と同じくらい気をつけたいのが一酸化炭素です。

ミシュラン2022!星獲得の日本料理人が語る炭火焼きの真骨頂

先日発表されたばかりのミシュランガイド東京2022。 今年もめでたく2つ星を獲得した「銀座小十」。 2013年以来、毎年星が輝く名店です。 この「銀座小十 」のご主人奥田透さんが、炭火焼きの技法をおしみなく明かしているのが著書「焼く」(柴田書店)。