プチDIYでちょっといいこと:耐火パテ
最近あったちょっといいこと。小さな不幸を修復してくれる心強いアイテムとの出会いが運んでくれました。
「ガチャッ」えっ、もう割れた。
割れたのは七輪の中に入れる火皿です。ヒビが入っているのには気がついていました。けれど、使い始めて2カ月足らず。こんなに早く割れてしまうとは予想外です。
火皿は、炭をのせるお皿。七輪は内部が筒状になっていて、火皿を置くのは筒の中央部にある段、下部には送風口があります。この構造と火皿の穴のおかげで、炭の下から空気をおくることができ、火力を強めたり、静かに安定した炭火を保つことが容易になります。七輪は、一見、武骨でアンティークですが、実はとても機能的。シンプルなデザインの中に、叡智が込められています。
七輪の付属品だった初代の火皿は、何年ももちました。今回割れた陶製の火皿の前にも、同じような陶製のものを使いましたが、もったのは3ヶ月。ヘビーユーザーには素焼きの火皿は短命すぎる、鋳物の火皿に変えようかと思っていたときに見つけたのが「耐火パテ」。耐温度1100度という優れものです。
火皿の割れた部分に耐火パテをつけ、つなぎあわせて修復。さらに全体にパテを薄く塗って補強に努めました。前に割れたものも、とってあったので修復。一度割れているので耐久性は低そうですが、もう終わりかと思っていたものを修繕して、また使えるようにするのは気分がいいです。
あわせて、前から気になっていた七輪のヒビの部分を耐火パテで修繕することにしました。新しい年を迎える前に、いつもお世話になっている七輪の手当ができてよかったと思う年の瀬です。