2021-11-19 七輪のなかの太陽 炭の魅力 火が着くまでの炭の黒い姿は凛として寡黙。 ひとたび火が着くと明るい光を放ちまるで生きもののよう。 焚き火の燃え上がる炎や煙も野生的だけれど、静かに燃える炭火の落ち着きに和みます。 この熾火が見せるオレンジ色の輝き。 何かに似ていると思いました。 線香花火の最後の玉の部分。 もっと近いものがありました、それは太陽。 暗がりで燃える赤く静かな炭は、まるで夕陽のよう。 七輪のなかで燃える炭をみていると、悠久の大きな自然がもつ光のエネルギーを浴びている気持ちになります。